インターネット活用塾 4.CGIのカスタマイズ


CGIをカスタマイズしてみよう

    CGIのカスタマイズの実習です。
どのCGIでも以下の作業の流れでカスタマイズすることが出来ます。

1.CGIを入手(又は作成)
を押して「hello.cgi」をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルは圧縮ファイルになっていますので、解凍ソフトで解凍して下さい。
解凍すると「hello.cgi」が作成されます。

<ダウンロードせず、CGIファイルを作成する方法>
上記でダウンロード・解凍された方は「2.メモ帳で編集」へお進み下さい。
(1)Windowsのメモ帳を起動します。
(2)このテキストエリア内をコピーし、貼り付けます。
(3)名前は自由ですが、ここでは「hello.txt」と保存します。
(4)ファイル名を「hello.txt」から「hello.cgi」に変更します。
 「スタート」→「マイコンピュータ」→保存先ディレクトリを選択
 「hello.txt」を右クリックすると名前が変更出来ます。

※拡張子が表示されていなかった場合 
 ファイル名が「hello」のように、拡張子が表示されていなかった場合、フォルダオプションで拡張子を表示するよう設定しなければなりません。詳しくはこちら


2.メモ帳で編集
(1)メモ帳で開く
Windowsのメモ帳で「hello.cgi」を開きます。
・「スタート」→「マイコンピュータ」→保存先ディレクトリを選択
・「hello.cgi」をダブルクリックします。
・「一覧からプログラムを選択する」をチェックし「OK」
・メモ帳(Notepad)を選択し「OK」
以上で、「hello.cgi」を開き、拡張子「.cgi」はメモ帳のファイルと認識されました。
(2)編集する
5行目に以下の行があります。
print "HELLO!\n";
この""間の「HELLO!」を「HELLO!あいうえお」に修正します。

次に行を追加します。
print "<BR>\n";
print "かきくけこ\n";
を追加してみましょう。

編集結果はこのようになります。
※修正文は自由ですが、記号等を使用する場合は、Perlの文法に従って記述する必要があります。
 出力するHTMLの注意点はこちらの2〜3を参考にして下さい。
(3)上書き保存
ファイルを上書き保存します。


3.LOCAL(PC)で実行する
(1)ANHTTPDを起動します。(ANHTTPDはこちら
(2)ブラウザを起動します。
(3)ブラウザのURL欄に「http://127.0.0.1/・・・/hello.cgi」と入力し、リターンを押します。
(4)実行結果を確認します。
「2」のとおり編集した場合、以下のように表示されます。

HELLO!あいうえお
かきくけこ


4.WEBサーバーで実行する
「3.LOCAL(PC)で実行する」で正常に表示されたCGIであればWEBサーバーで実行することが出来ます。
LOCALでエラーになったCGIはサーバーでも動作しませんし、サーバーダウン等の原因になる可能性がありますので、必ずLOCALで動作を確認した後、次に進んで下さい。
(1)Perlへのパスを確認(編集)する
このサンプルの1行目は「#!/usr/bin/perl」になっています。
動作させるWEBサーバーのPerlへのパスが「#!/usr/bin/perl」なら編集の必要はありません。
もし、「#!/usr/local/bin/perl」などであればメモ帳で修正します。
(2)FTPでサーバーに転送する
FTPソフトを起動し、サーバーに転送します。
CGIが動作するディレクトリが指定されているサーバーもありますのでご注意願います。
(3)アクセス権(パーミッション)を設定する
設定はFTPソフトによって異なりますが、一般的なFTPソフトでは以下のとおりです。
FTPソフトの右側がサーバー内のファイルです。
サーバー内の「hello.cgi」を右クリックし、「アクセス権の設定」を選択します。
アクセス権を「700」に設定します。
(4)実行結果を確認する
ブラウザを起動します。
ブラウザのURL欄に設置したCGIのURL(http://www.・・・/hello.cgi)を入力、リターンを押します。
実行結果を確認します。

このとき、インターネットサーバーエラーなどが表示された場合、アクセス権を「700」から「755」に変更して再度実行してみます。「Forbitton」や「Not found」などが表示された場合はURLに誤りがあります。
CGIが動作しなかった場合の原因と対応方法はこちら



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